世界とつながる「長期」「分散」投資

2022.10.31

たいこうNaviの資産運用は、「長期・積立・分散」をコンセプトとしています。今回は、長い目で資産運用(長期投資)をするときに、心に留めていただきたいことについてお伝えします。

長期投資では、一度(あるいは積み立てながら)買った金融商品を、10年や20年以上といった長期間持ち続けることによってリターンを得ることを目指します。短期的な価格の「上げ下げ」からリターンを得るのではなく、そうした価格変動を乗り越えて、投資した資産が本質的に生み出すリターンを得ようとするものです。

相場が一時的に悪くなる(資産価値が下がる)と、「もっと下がるのが怖いから手放したい」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、それでは「高く買って安く売る」ことになってしまいます。相場変動を見てあわてて行動するのではなく、淡々と「持ち続ける」ことが大原則です。

「分散」は「長期」の強力な味方

長期投資を実践するにあたり、分散投資は強力な味方です。一つの国や会社に集中して投資していると、時としてうまくいかなくなり、株価が下落したまま戻らないことがあります。世界中のさまざまな資産に分散して投資をすることで、そうしたリスクをやわらげることができるのです。

銘柄を厳選して長期投資をするという手法で成功したウォーレン・バフェット氏も、一般の個人投資家や家族には幅広い銘柄への分散投資(インデックス運用)を勧めています(※)。

それでは、「投資先を分散する」ことだけが、長期投資を成功させるポイントなのでしょうか。投資する範囲を考える際に大切なのは、これから成長する原動力がある、今後の成長が信じられるものを対象にすることです。周囲がこれまで成功していたとしても、「成功した理由が理解できない」「今後も成長すると信じられない」ものへの投資は避けたほうが賢明かもしれません。

人々の経済活動という「実体」がある

たいこうNaviが行っている「国際分散投資」は、お客様の資産と世界経済の橋渡しをするものです。

世界中の国や会社、そこで働く人々が努力を重ねることで、日々新たな製品やサービスが創り出されています。こうした経済活動が、過去よりずっと続いてきたことで、世界経済は、短期的なアップダウンはありながらも大きく成長してきました。振り返ると、リーマンショックやギリシャ危機のように、数年に一度のペースで起こる経済・金融危機も乗り越えて、中長期的に成長してきました。

「たいこうNavi」は、厳選されたETF(上場投資信託)を通じて、約50カ国の1万2000銘柄(2022年3月時点)に投資することで、世界中の国や企業、そこで働く人々が生み出した利益からリターンを得ることを狙います。仮に一部の国や企業が不調でリターンを期待できなくなったとしても、世界中に分散投資していることで、影響は少なくて済みます。人々が努力し、今後も世界経済が伸び続けるという前提にたてば、長期的な国際分散投資はとても理にかなった方法です。

働く世代もその一員

「世界経済の成長」と言われても自分とは遠い世界の話だ、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。「働く世代」は、まさに世界経済の成長を支える一員です。

「このプロジェクトを成功させたい」「ヒット商品を開発したい」「もっといい生活をしたい」……。人によってモチベーションはさまざまですが、働く世代の経済活動に支えられて、世界経済は成長してきました。

「働くこと(労働力の供給)」と「投資(資金の供給)」は、いずれも経済活動を支える大きな原動力です。働いて経済活動に貢献することで、給与という対価が得られます。国際分散投資は、世界中の経済活動に対して資金を供給する行為であり、そこから得られるリターンもまた、経済活動への貢献の対価です。

預金についても同じことが言えます。銀行が顧客から預かった預金は、企業への貸し出しなどを通じて経済活動を支え、生み出された利益の一部が利息として預金者に還元されます。国際分散投資は、すでに身近である「預金」や「働くこと」と遠い話ではないのです。

たいこうNaviに限らず、長い目で資産運用をするなら、「長期」と「分散」をセットで考えることをおすすめします。働く世代の皆さんには、「ご自身やご家族も含めた世界中の人々の経済活動が、国際分散投資のリターンの源泉である」ということもぜひ心に留めておいていただきたいと思います。

※バフェット氏は自身の会社「バークシャー・ハサウェイ」の株主に宛てた書簡で何度もこのように説いています。
BERKSHIRE HATHAWAY INC. SHAREHOLDER LETTERS